呼吸器科このページを印刷する - 呼吸器科

概要

呼吸器科は、呼吸器専門医、気管支鏡専門医、アレルギー専門医を含む呼吸器内科医3名と呼吸器外科医1名が常勤して呼吸器疾患の専門的チーム医療を行っています。

呼吸器疾患について

坂道や階段を上る時や布団の上げ下ろしで息切れがありませんか?この様な症状を労作時息切れといいますが、年を取ったからだとか、タバコを吸うからだと思い込んであきらめていませんか?必ず加齢や喫煙ではない原因があるはずです。呼吸器疾患、心臓疾患、貧血などが原因となりますが、最も多いのは呼吸器疾患です。代表的な呼吸器疾患には、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺線維症、肺高血圧症などがあります。これらの原因疾患を正確に診断して、的確な治療をすれば息切れは軽くなります。

長引く咳について

長引くせき(咳)で困っていませんか?かぜで咳が長引くことはありません。長引く咳には必ず原因があります。20種類くらいの原因がありますが、詳しいお話を聞いて、一般的な検査をして、治療をしながら診断ができるようになりました。当院の得意分野なのでぜひ受診してみてください。

肺癌検査について

肺癌はおそろしい病気です。タバコを吸う人は、10倍肺癌にかかりやすいことがわかっています。胸のレントゲン写真に映らない肺癌もあります。たん(痰)に血が混ざる場合は肺癌の危険があります。タバコを吸っていて肺癌が心配な方や痰に血が混ざる方は、ぜひ肺のCT検査、痰の検査、気管支鏡検査を受けてください。1泊2日で検査ができます。

在宅人工呼吸器療法について

重い病気に罹って長期に人工呼吸器が必要になってしまった場合には、在宅人工呼吸器療法の準備のための入院加療が可能ですし、在宅療養の相談にも応じることができます。同じように、長期に酸素吸入が必要になった場合にも、在宅酸素療法に加えて在宅呼吸ケアを提供いたします。

七尾病院は、政策医療である結核診療の石川県における中核病院です。以前から積み上げてきましたノウハウを生かして最新の専門的医療を提供いたします。結核が疑われる場合の精密検査も行っています。感染性を有している場合や病態が重篤な場合には、院内感染の防御対策を施した陰圧ゾーンに入院して治療を行います。感染性を有しない場合は原則として通院治療となりますが、保健所とも密に連携して治癒するまで対処いたします。

慢性咳嗽(長引く咳)の診断と治療導入のための1週間の短期入院について

上記の短期入院はしばらく中断していましたが、七尾病院で検査して地元の医療機関で治療することがある程度の効果を認めることが判明しましたので、この短期入院を再開いたします。咳の専門的検査を行って咳の原因を診断し、標準的治療を開始して副作用と効果を見極めた上で、地元の日本咳嗽学会の会員の先生方を中心に紹介いたします。
図1は、第58回日本呼吸器学会学術講演会(会長:大阪市立大学 平田一人先生、2018年4月27日~29日、大阪国際会議場)の特別講演「慢性咳嗽の病態的診断への展開」で発表したものです。約60%の患者さんが治療によって咳の程度が2割以下に軽快していました。七尾病院を受診したことが良い機会になったと判断されます。